人間人外

いわゆる「人外」と呼ばれる生き物が登場する作品について

初めまして。

初めまして〈このブログの目的〉

 人外が好きだ。

 自分のその性質に気づいたのは中学生の時だったが、それまでも無意識に手に取る本は人間以外の生き物が登場するものがほとんどだった。

 世の中には私と同じように人外に魅せられた人が多く存在する。にも関わらず、人外が登場する作品を探すのは意外にも難しい。「人外 小説」などで検索しても、引っかかるのは一握りの人気作品だ。そういった作品は当然面白いのだが、この世にはまだまだ読むべき・見るべき人外作品がごまんとある。

 このブログは私の触れた人外作品の備忘録であり、全ての人外好きが、好みの人外作品にたどり着くための道しるべである。いや、そうあることを祈り綴っていこうと思う。

ブログの見方①「人外」の定義

 まず、「人外」と一言でいってもその定義は難しい。「人以外」という言葉の意味だけをとらえるのなら動物も人外足り得るからだ。

 「人外」の定義を明確に定めることはしないが、おそらくこのブログの中心となる生き物は、「人間と似通った形質、性質、あるいは思考を有しているが、同時に人間とは異なる部分も持つ別の生き物」となる。

 しかし世の中の人外作品には、人と完全に別の姿かたち・思考を持つ生き物が登場するものもある。人に敵意を持つ怪物だって人外だろう。

 全く人間の存在しない世界を舞台にしたものでは、「人外」という定義もなくなってしまう。

 このブログはそのあたりの定義を曖昧にしたまま手広い作品を扱っていくつもりだ。つまり、吸血鬼の登場作品も紹介するし、ゾンビ映画だって紹介する。

 そうやって書いているうちに良い定義が見つかればいいのだが……。

ブログの見方②作品データについて

 大きく二つの構成を考えている。一つ目は作品を紹介する記事「作品データ」、二つ目は人外について解説・紹介する記事「人外データ」だ。

 「作品データ」では、人外の登場する作品を、ジャンル問わず、国問わず、年代問わず、つまり古今東西のあらゆる作品を扱っていく。できるだけ私自身が読んだものを紹介したいため、全ての作品を網羅はできないかもしれないが、えり好みせず扱っていくつもりだ。

 記事内には以下の項目を設ける。

  • 作品タイトル
  • 作品ジャンル 例:小説、映画、漫画、ドラマなど
  • 登場人外 ※ネタバレ回避のため空欄の可能性あり
  • 制作国・制作年・出版年
  • (映画・ドラマの場合)主要キャスト
  • 作品の雰囲気 ほのぼのorシリアス、恋愛要素、残酷描写の有無など
  • あらすじ(ネタバレなし)
  • 感想(ネタバレあり)

 こんな感じで作品を紹介していくが、まだ予定段階なので書いているうちに変化する可能性もある。

 「人外データ」は、掲載した作品に出てきた人外について解説をするためのページだ。できるだけ根拠のある内容にしていきたい。

さいごに

 このブログのタイトルは「ジンカンジンガイ」と読むつもりでつけた。「人の間で生きる人以外のもの」という意味だが、ぶっちゃけ、人外ブログに求められる雰囲気ならもっと良いタイトルがあったと思うし、「〇〇の人外日記」とかそういう柔らかい雰囲気の方が良いのかとも思った。

 要するに、どういうテンションでこれを書くべきかまだ自分の中でも定まっていない部分がある。

 とりあえずは継続を目指して、書きたいように書いてこうと思う。

 少しでも人外に興味のある人の助けになることを祈って……。

 

 人外作品増えてくれ。